名無しの権兵衛さん、実は名無しではないのでは!?

Episode #414

thumbnail by Danny Molyneux

幼い頃よく小学校で宿題の漢字のノートに名前を書かずに提出したりすると先生から「この名無しの権兵衛さん誰ですか〜」と言われたりしたものです。

そんな名無しの権兵衛さんですがよく考えてみると面白いことに気づいたので書こうと思います。

名無しの権兵衛さんとは?

そもそも名無しの権兵衛さんとらなんなのかと思い調べてみました。

名無しの権兵衛(ななしのごんべえ)は、「名前が分からない人」や「名前が明らかにされていない人」を指して使われる俗語、仮名。
─Wikipedia─

やはり名前が分からない人のことを指すようです。

ホントに名無しなのか?

そんな風に使われる名無しの権兵衛さんですが権兵衛さんという名前があるじゃないですか!!!
権兵衛さんなのに名無し…
(;-ω-)ウーン
これは何かあるに違いない!

名無しの権兵衛さんの由来

やはりこの疑問を解消するには名無しの権兵衛さんの由来を調べるのがベストでしょう。
そう思い調べてみました!

調べてみたところ由来は「深川説」「日枝神社説」の2つがあるようです。

まずは深川説から見ていきましょう。

深川説
江戸時代、深川の門前仲町は歓楽街であったが、幕府公認ではなかったがゆえに、正式には遊女を雇い入れることができなかった。そこで、遊女に男性の名前を騙らせることで、幕府の目を逃れていた。その男性風の名前を権兵衛名と呼んだ。しかし、雇い入れられたばかりの女にはまだ権兵衛名がついていないことも多かった。その女を名無しの権兵衛と呼んだことが由来である、という説。
─Wikipedia─

深川説によると権兵衛というのは遊女の二つ名?といったところでしょうか…
とりあえず幕府から咎められないように「権兵衛」という男の名前を使っていたということは分かります。
どの時代もそういうことしたりするんですねw

次に日枝神社説を見てみましょう

日枝神社説
東京都赤坂にある日枝神社にまつわる手鞠歌の中に、名主の権兵衛と歌う箇所があり、それが伝わるうちに名無しの権兵衛になった、という説。
─Wikipedia─

こちらは歌の歌詞が訛ったものが由来だとしているようです。
現在で言うところの「早くしろよ」を「あくしろよ」というのと同じようなものでしょうか?

結局どういうことなのか

深川説にせよ日枝神社説にせよ
名無しの権兵衛さんというのは「名無し」である「権兵衛さん」ということではなく「名無しの権兵衛さん」という一つの言葉というかなんというか…

それにしても日本語というのはやはり難しいですね…
このように歴史が絡んでくると余計にややこしくなることもあるのでもっと歴史や日本語について勉強が必要だなと痛感しました。
もし皆さんも疑問に思う言葉があったら調べてみてはいかがでしょうか?

NijiPicoをフォローして最新のFeedを入手