Appleの最新「iOS11」が正式発表へ 新機能や新しい画面デザインをおさらい

Episode #539

本日、基調講演が開催されたWWDC 2017(世界開発者会議)にてAppleがMacBookやiMac, iPadを含む複数の製品のアップグレードを発表しました。当記事では新たに発表されたiOS10の次バージョンに当たる「iOS11」の新機能やデザインについて詳しく解説していきます。→WWDC17のまとめ記事はこちら

新機能

昨年もこの時期にiOS10が発表され、主にはミュージックAppのデザイン、SDKの公開などがされておりましたが、今回は地味ながらも便利そうな新機能がたくさん発表されたようです。

画面録画

iOSは長らくソフトウェア内で画面を録画することが出来ず、どうしても録画したい場合はHDMIケーブルに接続しハードウェアエンコードをするか、AirPlayを使ったサードパーティ製アプリケーションで画面を擬似的にストリームする方法などがありましたが、iOS11のアップデートで部分的に画面を録画することができるようになっています。

Galaxyの画面キャプチャ

TheVergeによるとその機能はどうやらSamsungのGalaxyに標準で搭載されている画面録画機能に似たものになるそうで、選択した範囲からGIFVアニメーションやMP4などを保存することができるといいます。

カメラでQRコードをサポート

こちらはガラケー時代からQRコードに馴染みがあった日本にとっては「今更?」と思われるかもしれないですが、標準の「カメラ」アプリでQRコードがサポートされるようになります。

片手モード

両手でないとタイプしづらいキーボードを片手で操作できるように横幅が縮まるモードです。以前、iOS8時代に隠し機能として存在していたことが話題になっていた「片手モード」ですが、そうやらそれがとうとう実装されるようです。

もし隠し機能のものがそのまま実装されるのであれば空いたスペースには「コピー」「ペースト」などのショートカットが割り振られ、より操作しやすくなると言えそうです。

スクショをすぐに編集

これまではスクリーンショット(=スクショ)を撮影後、編集したい場合は一度写真アプリを開き、トリミングやマークアップを行う必要がありましたが、iOS11からは撮影後すぐに編集できるといいます。

この機能、筆者はとっても好きでよく使っていたので、その場で編集できるようになりより便利に使うことができそうですね。(via 9to5mac)

ファイラーアプリの搭載

長年iOSデバイスでは不可能だった「ファイルの管理」がiOS11からは可能になります。主にはiCloudドライブでiPhone, iPad, Mac間のデータのやりとりも可能ですが、他にもDropbox. Google Drive, OneDriveなど他社のサービスでも利用可能。

iCloud Driveアプリはこれにマージされ、iOS11からはFilesアプリで全てが管理可能になるといいます。

ちなみにこのアプリ実は先日の昼頃に突如としてAppStoreに登場し、開発者界隈がざわざわしていたりしました。

またしてもコントロールセンターのデザインが変更

iOS10の際に一度変更されたコントロールセンターでしたが、またしても変更されるようです。それもなんだかバラバラになってしまった印象…

ただ、見方によってはユーザーがあとからカスタマイズできそうな感じもしますので、そのへんは期待してもいいでしょうか?

iPadでドラッグ&ドロップ / マルチウィンドウが可能に

iPadでのマルチタスクのUIが大幅に変更され。2つ以上のアプリを同時に扱うSplit viewを進化させたマルチウィンドウや、アプリからアプリへ写真やテキストを受け渡すドラッグ&ドロップがサポートされるようになります。

その他のアップデート

  • メッセージのステッカー機能の強化
  • メッセ―ジから直接アプリを開ける
  • iMessageでApple Payを用いて送金
  • Siriに翻訳機能の搭載(日本語未対応)
  • SiriのSDKにタスク管理を追加
  • 写真アプリでjpegを用いた容量削減
  • Depth APIがより深く
  • デザインが全体的に新しく
  • マップが建物の中(モールや空港など)に対応
  • おやすみモード→ドライブモードに
  • たくさんのスピーカーと同時接続を可能に(BOSEやbeatsなどが対応)
  • Audio APIの配布
  • 友達が聞いているプレイリストが表示されるように
  • Test fright が進化
  • App Storeのデザインが新しく
  • App Storeのランキングタブの廃止
  • ARkitの配布
  • AR技術の向上
  • ホーム画面のDockのアプリ名が非表示に

筆者がピンときたポイントは以上です。尚iOS11は本日よりDeveloper Betaが開始、今月末にはPublic Betaが公開され、正式リリースは今年の秋になるといいます。毎年の秋にリリースというのも例年通りで、いつも正式リリースと同時に新型のiPhoneも発表されています。こちらも目が離せそうにありませんね!

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