YouTube新機能の「Uptime」などによりニコニコ動画はのユーザー数が減っていく可能性

Episode #184

皆さんはYouTubeとニコニコ動画、どちらをよく使用しますか?

もともと双方には重ならない優れていた点が存在したため共存することが可能でした。しかし、現在YouTubeのユーザー数が増えてきています。YouTubeはこの前、1日に10時間分の動画視聴があったということもありその人気度は一目瞭然でしょう。対してニコニコ動画ですがユーザー数は増えていってるものの勢いが小さくなってきた印象があります。今回はその理由等を探っていきたいと思います。

YouTubeの新機能「Uptime」とは

昨日、YouTubeは「Uptime」という新機能とそのアプリをリリースしました。Uptimeとはいわゆるリアルタイムコメント機能のことです。現在、米国のみでのリリースとなっており執筆当時の時点では日本には提供されていません。また、iOS版のみとなっております。

UIはとても斬新で若者受けを狙った形となっています。

このUptimeですがニコニコ動画のコメント機能に似ているとネット上では言われています。ですが、匿名でコメントを公開するニコニコ動画にくらべ、この機能は仲間内で楽しむ感じのものとなっています。しかし、リアルタイムでコメントが表示されるという点において似ているといわれれば否定できないのも事実です。

ニコニコ動画の勢いがなくなった理由

ニコニコ動画はその機能やコンテンツの独自さゆえに新たなネット―ワークが生まれていました。YouTubeに比べコンテンツ量が少ないもののMADや音楽などのジャンル、とくに二次創作が盛んでした。また、コメント機能などによりニコニコ動画はインターネットユーザーにとって大きな存在となっていました。

しかし、最近ニコニコ動画の勢いがなくなっているといわれています。その理由として2つの視点から見ていきたいと思います

ユーザーの高齢化

現在、ニコニコ動画ユーザーの平均年齢が急激にあがってきているとのことです。

こちらの図はニコニコ動画の会員年齢の比率を表しています。特にSNSを活用する10代・20代のユーザーが減ってきてそれ以外の年齢層が増えています。これによりニコニコ動画の勢いが弱くなっていると思われているのです。ではなぜこれらの年齢層のユーザーが減ったのでしょうか。理由として考えられるのは

  • 一般ユーザーのサービスの低さ(プレミア会員の敷居の高さ)
  • 基本的にパソコン向けになっている

これらだと思います。

まず一つ目の一般ユーザーのサービスの低さですが、一般ユーザーですと動画がとても低画質になったりニコニコ生放送から追い出されたりとYouTubeにはない動画や生放送を見るうえで欠かせない機能がとても充実していません。特にユーザーのオンライン率が高い19時から深夜にかけては動画がしょっちゅう止まったりしてとてもストレスが溜まってしまいます。それらが理由でプレミア会員になろうと思ってもやはり低年齢層の定期的な支出はやはり敷居の高いものとなっていでしょう。

2つ目のパソコン向けという点ですがこれも敷居が高いということでしょう。現代はスマートフォンが普及して低年齢層では「スマホは使えるけどパソコンは使えない」という方も多いのではないでしょうか。ニコニコ生放送は特にパソコンで見るに適しているコンテンツですのでやはり低年齢層が離れていく理由の一つなのでしょう。

YouTubeの成長

Photo by Jean

近年、YouTubeは目覚ましい成長を遂げています。ユーザーの増加に様々な新機能の追加などその勢いは増すばかりです。米YouTubeから始まったYouTuberは現在YouTubeJapanにも登場して大活躍を果たしています。また、高画質やLiveに追い出し機能がないなどの理由によりもともとニコニコ動画で活動していた人がYouTubeに流れ出しているのも事実です。またSNSでの拡散のしやすさなどもあり、低年齢層のユーザーを多く獲得することができました。また、YouTuberもそのユーザーの獲得に貢献していると考えられます。

まとめ

今後、ニコニコ動画が勢いをつけていくには何が課題なのかというところが見えてきた気がします。筆者はどちらの動画サイトも頻繁に利用しているので是非、斬新な新機能を取り入れていってほしいと思います。また、YouTubeの成長もこれから楽しみです。

©YouTube ©DWANGO Co., Ltd

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